海外で最初の1週間を生き延びる
Overview
概要
海外に到着して最初の1~2週間の当面の目標は役所への手続きだったり、住まい探しとなる。しかし、今回はそれらには触れず、その期間を生き延びる為に必要な情報について触れる。
目標
- 基本的な交通ルールの習得
- 買い物の基礎知識の習得
- 用意したほうが良い物を把握する
基本的な交通ルール
日本とは標識のデザインは異なるがそこまで変わってはいない。そのため、ここでは日本とは大きく異なる点のみを記載する。
- 右側通行、左ハンドル
- 歩行者優先の意識
- 信号のない交差点での右方優先
- 踏切前の一時停止義務はない。
右側通行、左ハンドル
これはそのままで、日本とはすべてが逆。交差点で誤侵入するのが非常に怖い。幸いなことに、交差点で曲がった先には侵入できる場所が矢印で示されているので、それを確認すれば間違えることが無い。
歩行者優先の意識
次に絶対覚えておくこととして、歩行者優先の意識が日本以上に徹底している。そのため、信号が無い横断歩道を横断しようとする歩行者が居た場合は、交差する車道の運転手は止まらなければならない。歩行者は車が止まるものと認識しているため、車両が近づいていても気にせず横断歩道を渡ってくるので絶対に一時停止すること。
信号のない交差点での右方優先
交差点に複数方向から車両が侵入する場合は、右側の車両が原則優先されること。そのため、交差点を通過する際は右側方向から車両が来ないこと確認する必要がある。左側通行の日本では左側が優先になるがあまり徹底されている雰囲気がしない。しかし、こちらではかなり意識されている。
もちろん例外もあって、それは道路に優先順位の設定がされている場合。自らが走行する車線の交差点の入り口部分に白い三角のマークが▼▼▼▼と複数並んでいた場合は、他の方向が優先となる。
踏切前の一時停止義務はない。
日本では踏切の手前で一時停止をし、安全確認をするがベルギーではこの義務はない。そのため、一時停止をすると追突される可能性がある。
買い物の基礎知識
支払い
支払いの選択肢としては
- 現金
- クレジットカード
- デビットカード (Maestro / bancontact)
- アプリ支払い (payconiq)
がある。
現金
通貨はもちろんユーロ。基本的には何処でも使える・・・が、例の病気が猛威を振るってからカードでの支払いのみと言われることが多くなった。現金は個人のお店か駐車場ぐらいでしか使用していない。ロックダウン後の1年間で3回くらいしかATMに行かなかった。ちなみに高額紙幣では100、200、500ユーロがあるが、100ユーロ紙幣ですら偽札の可能性から受け取りを拒否されがち(いい顔はまずされない)なので、紙幣を入手する際にも50ユーロ以下の紙幣を選択したほうがいい。
クレジットカード
日本から来て、こっちの銀行口座を作るまではこれがライフラインになる。国際ブランドのついているカードをしっかり用意しておくこと。ちなみにヨーロッパはAMEXは人権が無くて使えるところをほぼ見た事が無い。VisaかMastercardにしておくこと。 あと、ヨーロッパはEMV(IC付き)が必須なので、ICがついていないカードも人権が無い。
デビットカード (Maestro / bancontact)
デビットカードは銀行口座から即時引き落とされるタイプのカード。日本と違ってヨーロッパではデビットカードが滅茶苦茶普及していて、外での支払いの95%がこれで済む。というか支払いの第一候補になってる。手数料も掛からないし、現在は50ユーロまでならPINコードの入力も要らない。そしてこれはベルギー国内にとどまらず、カードが対応していれば世界中何処でも使えるし、ユーロ圏内であれば手数料も無料。
因みに、お店では「デビットカードで!」と言うより、ブランド名であるMaestro(マエストロ)とか言った方が通りが良い感じがある。また、ベルギー国内の店舗だったら、銀行のカードに印字されているオンライン決済の仕組みであるBancontact(バンコンタクト)と言っても通じる。
アプリ支払い
スマホアプリでの決済はいくつか出ているが筆者はPayconiq(ペイコニック)という銀行系のQR決済アプリしか使った事無いのでここでは使えそうなのだけ列挙して割愛。
- Apple Pay
- Google Pay
- Payconiq
日本のApple Pay / Google Pay アカウントがそのまま使えるかとかは未調査。
店の営業時間について
ベルギーで買い物をする際に注意すべきことに営業時間がある。 日本と異なり、スーパーは遅くても夜20時頃には閉まる。この閉店時間は、日本ではよくある「店に滑り込めばOK」の時間ではなく、実際に店を閉める時間。 その為、閉店時間15分前とかに店に入ると店員から注意を受けることがある。そもそも閉店1時間前くらいから店内の清掃や片付けが始まっているので、商品が片づけられている可能性もある。
また、営業日は基本的に月曜〜土曜で、日曜日と祝日は休み。日曜日・祝日に開けている店舗はかなり限られている。ドイツも同じような感じで、閉店法と呼ばれる法律のおかげで、日曜日はサービスエリアとか駅以外の小売店はほぼ閉まっている。
近場でも状況が異なるのはオランダで、日曜日でもスーパーが空いている。そして夜22時まで営業している店舗もある。そのため、ベルギーやドイツの住人で日曜や祝日に隣接するオランダの店舗まで買い物に行く者も少なくない。
食料の調達
以降の章では最初の1週間でするであろう買い物、とりわけ食料の調達先について触れる。
もしホテルにキッチンが無く、基本的に外食ができる都市部なら付近の食べる場所を探すだけで良いかもしれない。その場合は次章の外食情報を参照のこと。
一方で、住居を決める迄の住まいがアパートメントホテルと呼ばれる、キッチンがあるホテルならスーパーで食料を買って簡単な調理が出来るので、さらに先の章にあるスーパーマーケットの情報を参照してほしい。というか勤務先のオフィス内かその付近に食堂が無ければいずれにせよサンドイッチ等を持参するしかないのでスーパーに寄るのは必須かもしれない。
ベルギーの外食事情
チェーンのファーストフード店
まずお世話になりやすいのはチェーン展開されているレストランやファストフード店だろう。ベルギーで展開されているファストフード店としては以下のようなものがある。
- ハンバーガー
- McDonald's (マクドナルド)
- Burger King (バーガーキング)
- ジュースはお替り自由(FreeStyleって書いてあるタッチパネルのマシンがある)
- KFC(ケンタッキー)
- ごく最近ベルギーに上陸した。
- チキンとサンドイッチ両方売っている。
- Quick(クイック)
- ベルギー、フランスあたりのチェーン
- 店によってはジュースお替り自由
- ピザ
- Domino's (ドミノピザ)
- 宅配と持ち帰り
- Pizaa Hut(ピザハット)
- 宅配と持ち帰り、店舗によってはレストランになってる。
- Domino's (ドミノピザ)
- ベーカリー
- Panos(パノス)
- 駅とか街中で割とよく見るパン屋。実は行ったことがない。
- Panos(パノス)
上記で日本でもなじみのあるブランドはメニューが違っていたりする部分もあるが、想像した通りのものが出てくるという意味で心強い気がする。まぁ、そんなに安くはないけど。
残りの耳馴染みのないチェーン店の説明をすると、まずQuick (クイック)はベルギー、フランスあたりで展開しているハンバーガーチェーン。マックで通年売ってそうなハンバーガーやチーズバーガーがラインナップされてる。
次に、Panos (パノス)。筆者は実は行ったことないので表面的な話をすると、駅とか街中で割とよく見かけるベーカリー。ドーナツとかサンドイッチ系の商品が手に入る。
因みに、ファーストフード店はマック、バーガーキング、KFCはタッチパネルで注文する形式なのでコミュ障との相性は良い。(タッチパネルの表示言語はオランダ語、フランス語、ドイツ語、英語から選べることが多い。)
ファーストフード店での注意点:注文番号の現地語を確認すること
ファーストフード店でタッチパネルを使用した注文は非常に便利。注意点としては、商品の準備完了時の店員からの呼び出しが現地語でされること。
店内には液晶での案内(上記写真の中央付近にある天吊りの画面がそれ)もあるが、迅速、確実な商品受け取りの為には商品を待っている間にGoogle翻訳などで現地語の読みを確認しておくとよい。ベルギーのいずれの公用語も数字の読み方が英語のそれとは異なる考え方のため1桁の数字だけ読めても詰むパターンがある。というのも、オランダ語では2桁の数字は一の位を読んだ後に十の位を読むためで、割と混乱する。
具体的な対応策としては、Google翻訳で聞くことだが、そこで数字を入れると翻訳後も数字が表示されてしまい、綴りが確認できないため元言語を英語などにして、数字ではなく綴りで入力すると訳語の発音と綴りの両方を確認できるため大変良い。
個人のファーストフード店
チェーン以外、いわゆる個人のお店としては以下の2つは大抵の街にあるし、大抵客が入っている。
- フリッツ屋(Frituur、フリトゥーア)
- ケバブ屋(kebab / kebap)
まず、フリッツ屋は、フリッツ、すなわちフライドポテトとその他揚げ物を売る店。ソースもケチャップとマヨネーズ以外に滅茶苦茶種類があるので選ぶのは楽しいはず。肉や白身魚を串に刺した揚げ物も売ってる。
ケバブ屋も日本の比じゃないレベルで見掛ける。日本のケバブと違うところを挙げると日本だとピタパンのポケットに挟まって売っている店が多い気がするが、こっちだと下の写真みたいにでかいパンに挟まってる。あと唐辛子の酢漬けがクセになる。
レストランチェーン
レストランのチェーンとしては以下のようなものがある。この辺が近所にあると「食事は作りたくないけどまともなもの食べたい」って気分の時には大変助かる。
- Lunch Garden(ランチガーデン)
- セルフ形式のレストラン
- スーパーに併設されていたり、高速道路の休憩所にされている。
- 価格は個人のレストランよりは安い。
- IKEA
- 日本のIKEAと一緒でミートボールが食べられるレストランとホットドッグを売ってる軽食コーナーがある。
- 日本のIKEA FAMILIYカードのバーコードが使える。
- Lunch Gardenと同じか少し安いくらい。
- Pizaa Hut(ピザハット)
- 一部店舗でレストランやってる。
Lunch Garden(ランチガーデン)はセルフサービス形式のレストランなので、店員と会話ができないと面食らう可能性があるが、割と英語が通じるし、最悪指さしでも問題ない。サラダにメインディッシュと呼べそうなメニューも選べつつ値段も手ごろなので、選択肢としてはあり。また、高速道路のサービスエリアに併設されていることもあるので、生活していく中でお世話になることはある気がする。
IKEAは日本でもおなじみのミートボールの他、イベント時にはムール貝なども出たりとたまに覗くと楽しい。
ベルギーの小売店事情
最初に一人暮らしをする人に辛い現実を言うと、ベルギーや付近の国を含めて日本人が想像するコンビニチェーンはなく、個人商店だったら18時位、スーパーでも20時迄には基本的に閉店する。そして日曜や祝日は営業していない。そのため、これを前提とした予定を立てる必要がある。ベルギーで一般的に見かける食品小売店を上げると以下のようになる。
- 総合スーパー(食料品・衣料品・家電)
- Hypermarkt Carrefour (ハイパーマルクト・カルフール)
- でかい。ここに行けばなんでも揃う感がある。
- テレビとか電子レンジなんかも売ってる。欲しい家電が型落ちでも構わない場合は家電量販店より安く買える。
- Albert Heijn XL(アルバートハイン・エックスエル)
- こっちもでかい。
- 家電は売っていないかも。
- Hypermarkt Carrefour (ハイパーマルクト・カルフール)
- スーパー(食料品・日用品)
- Carrefour market(カルフール・マーケット)
- Albert Heijn(アルバート・ハイン)
- Delhaize(デレーズ)
- Carrefourより商品の質が良いけど少し高い?
- SPAR(スパー)
- 小型スーパー(食料品・日用品)
- Carrefour express(カルフール・エクスプレス)
- Proxy Delhaize(プロキシ・デレーズ)
- SPAR Express(スパー・エクスプレス)
- 格安系スーパー
- ALDI(アルディ)
- LIDL(リドル)
- Colruyt(コルロイト)
- その他個人店
- Nachtwinkels (ナフトヴィンクル)
- アジア食材店
- 中東系の食材店
まず、規模の分類分けの話をすると、総合スーパーとしたものは大規模な店舗で色々な商品が売ってる店。Hypermarkt Carrefourなんかは、家電も買えるので、オーブンレンジと冷凍ピザが同時に買える。筆者が実際にオーブンレンジを買う際は、冷凍ピザの箱を家電コーナーまで持って行って、ピザが入るサイズであることを確認した。ピザは命の源。定期的に家電コーナーをチェックしておくと、セール時に拘りがない家電なんかは安く買えるので良い。
次にチェーンの系列の話をすると、カルフールはフランスのスーパー、アルバートハインはオランダ、デレーズはベルギーのスーパー。筆者はカルフールかデレーズがメインで、たまに他のチェーンに行くって感じなのだが、野菜の鮮度はカルフールよりデレーズの方が良いように感じる。
そして格安系の店。ここら辺が上手く使えるようになると生活費が下げられる気がする。店舗数はALDIはよく見るけどLIDLとColruytはやや少なめ。
最後にその他の個人店について少し触れる。まずナフトヴィンクルは英語にするとnight shop、つまり夜開いている店。通常の店が閉まる18:00から営業を開始して深夜2:00位まで営業している。ちょっとした食料品や飲み物、アイスなんかを買えるので、どうしても必要なものがあるならここに行く。
アジア食材店や中東系の食材店は、普通のスーパーで手に入らないものを買うのに便利。中でもアジア食材店は日本の食料が手に入る数少ない場所なので、すぐは行かないにしても、いずれお世話になると思う。
スーパーでの注意点
さて、店の紹介が終わったので、スーパーでの実際の買い方について。知っておくべきこととしては、以下のようなものがある。
- 店のカートがコインのデポジット式
- 買い物袋の持参が前提
まず店のカートについてだが、店外でチェーンに繋がれた状態で置かれているのが基本。そのため、カートにあるコイン投入口に、デポジットとして50セント、1ユーロ、2ユーロのいずれかの硬貨を入れてチェーンを外す必要がある。
次に、買い物袋である。スーパーに限らず、大半の小売店はレジ袋が有料のため、ショッピングバッグの持参が前提となる。スーパーのレジ付近には大抵繰り返し使用できるショッピングバッグが1~2ユーロ程度で販売されているため、初回はそれを買えば問題ない。ただ、そのようなショッピングバッグは大容量だが嵩張るため、用途によってはIKEA等で売っている折り畳み式のバッグを携帯しておくと良い。
また、店によっては店内で買い物かごが利用可能な場所もある。ただ、この場合買い物かごはレジで回収される為、レジで支払いをしつつ荷物を詰めるハメになり、忙しい。
さて、買い物の方法であるが、基本的に日本のスーパーマーケットと同様でカートに物を入れてレジに行く。大手チェーンの店舗の中には、セルフスキャンと呼ばれる買い物中にバーコードをスキャンすることで、セルフレジでは支払いだけで済む方式に田泓している店もある。
野菜や果物の購入
野菜や果物はパッケージで購入できるものもあるが、基本的には好きな量で購入することが出来る。商品の価格は、
- 個数 (stuk) 単位
- 1kg単位
のいずれかで書かれている。個数単位の場合は、stuk、あるいはstの後に価格が記載されている。
1kg辺りの価格で記載されている場合は次の写真のように、購入時に自ら重さを量る必要がある。
重さは、付近にある秤で計測し、計測後に印刷されるステッカーを袋に貼ればよい。
実際の計測は以下のように行う。
商品の割引
商品の割引として良くあるのが 1 + 1 Gratisの表記。これは、1点買うともう1点が無料で貰えるやつ。正確にいうと、購入した2つの対象商品の合計金額の半額が引かれる。
上記例では、Persilってブランドの洗濯洗剤 (wasmiddel) の全ての種類 (alle soorten) が対象商品。セルフスキャン時も、2つの商品両方を必ずスキャンすること。
このほかにも、見切り品の商品等には専用のバーコードが貼られている事もあるが、単純にそのバーコードをスキャンするだけなのでここでは割愛する。
会計
会計は有人のカウンターとセルフレジでの会計がある。
有人のカウンターは商品をレジカウンターにどんどん載せていく方式で、IKEAやコストコとかと同じ。ただ、日本のそれと比較して、店員の人が一般的に丁寧じゃないので、スキャン速度が尋常じゃないくらい速い。一人で買い物に行くとカート、あるいはショッピングバッグに詰め直すのが普通に間に合わない。なので、筆者はセルフレジの方が圧倒的におすすめ。
セルフスキャンの場合は、以下のようなセルフレジで会計が行える。
使い方は簡単で、セルフレジのバーコードリーダーに会員カードを読み取れば、今までスキャンした商品の一覧が表示されるので、後は支払いをするだけ。この店舗ではカード払いのみの対応。 セルフスキャンは、たまに抜き打ちで商品が適切にスキャンされているかのチェックをされることがある。店員に従っていればいいだけなので心配は不要。
会計終了後は、発行されたレシート末尾にあるバーコードを読み込ませる事でゲートが開く。
あとは荷物をショッピングバッグや車に詰めてカートを返却すれば終了。
セールの話
ベルギーでは、年2回のセール(オランダ語:Solden、フランス語:Soldes)の日程が法律で決められている。
- 1月3日~1月31日 (1月3日が日曜日の場合は1月2日から)
- 7月1日~7月31日 (7月1日が日曜日の場合は6月30日から)
この時期はどの店も一斉にセールを開催している。そのため、この時期に高価なものや家具・家電等を揃えると良いと思う。上手くいくと定価の半額で購入できる。
用意・購入すると良い物
小物類
ここでは、最初の方に買っておくと良いものを記載する。買えそうな店を色々書いたが、IKEAに行かれるならIKEAで買っておけば間違いない物ばかりではある。
品名 | 買える場所 | 用途 |
---|---|---|
フォーク・ナイフ | 大きめのスーパー IKEA HEMA |
食料を買っても食器が無いと詰む可能性がある。その場で食べる形式の店でない限り、プラスチックのフォークとナイフ、ましてや割りばしを店で貰うことはない。筆者はアパートに移り住んだ日、食料はあるけど食器が無いことに気づき、閉店間際のカルフールに駆け込んで購入した記憶がある。 |
ランチボックス | 大きめのスーパー IKEA HEMA |
昼食を会社に持っていくなら間違いなく必要。 |
キッチンクロス | 大きめのスーパー IKEA HEMA |
ランチボックスを包んだりできる。 |
キッチンペーパー | スーパー | 何かと便利 |
スマホの充電器 | IKEA Amazon MediaMarkt Carrefour fnac |
EUのプラグに対応したものを持っていなければ。日本のものも大抵は220Vには対応しているのでプラグの変換を日本から持ってきていればすぐには不要。 |
テンポラリのネット回線
ホテルに滞在してる時は施設のwifi等を活用するのも良いが、辞書や現地情報、地図などを使う上ではどこでもスマホが使えた方が良いので、モバイル回線を契約しておいた方が良い。ただ、勤務形態によっては会社から支給される可能性もある気がするのでその辺は要確認。
会社からの支給でも最低数日、自分で契約する場合も銀行口座を作るまでの期間は携帯が無い状態となるので、2週間くらい使えるデータ通信のSIMを入手しておくのも悪くないと思う。
筆者は渡航当時(2018年)、日本のAmazonで海外のプリペイドSIMを購入して持参した。当時購入したのはイギリス ThreeのこのSIM。30日間12GBで1900円(筆者購入時は3250円)。
このSIM、特にトラブルもなく使用できたが、イギリス国外のローミング先(筆者の滞在先のベルギー)は3Gのみなのはやや残念だった。最近は選択肢が増えていたり、FlexiroamみたいなeSIMのサービスで短期に加入するのもいいかもしれない。